中国で茶道のおけいこ

上海でのんびり日本茶道に励んでいます

朝ドラ「らんまん」で見たオーギョーチ(愛玉子)を茶菓子に作ってみました

朝ドラ「らんまん」、いよいよ最終回が近づいてきていますね。

植物学者、牧野万太郎先生の波乱万丈の人生を毎週楽しみにしてきました。

好きなものにまっしぐら。激動の時代の中で、それを貫くのがいかに難しかったか。

家族の支えは大きかったのだろうなあと。

 

さて、牧野万太郎先生が台湾の植生調査に行った時に、新種として発見して学名を命名したオーギョーチ(愛玉子)。第22週に登場でしたね。

 

台湾旅行で夏の暑い時に食べた(飲んだ?)オーギョーチのゼリードリンク、おいしかったなあと。

 

中国のタオバオで探したら、台湾・阿里山の野生の「愛玉子がありました!

標高1200mの森の中で、いかなる肥料も農薬も使わず、果汁も使ってないと。

 

中をあけると、オーギョーチの果実の乾燥したものが入っていました。

この一袋をガーゼの袋に包み、650㏄の水の中でもみもみ4分間。

それだけで、液体は黄色っぽくなり、だんだんとろんと。

そして、しばらくしたら固まりました。

(あまりもみもみしすぎると、にがくなるとか)

 

ゼラチンのようにガッツリ固まらず、やさしいやわらかさですね。

オーギョーチそのものには、甘さなどの味はなく。

ほのかな自然の香り…でしょうか。

確かに、レモンなどの柑橘系がさっぱり合いそうです。

 

何も味をつけず、中にいただいた「枸杞の実」を入れてみました。

お茶菓子にもどうでしょうか?

 

甘さがないので、赤糖で作った黒蜜をかけていただきました。

さっぱりいおしく。