中国で茶道のおけいこ

上海でのんびり日本茶道に励んでいます

中国で見た茶道具

西安紀行③:孟梓窯でお茶交流

耀州窯の作家で、陳炉窯の地域出身の孟樹鋒先生と、その息子さん・孟鳴先生の工作室「孟梓窯」にお邪魔しました。 唐代から始まり、宋代にかけて栄えた耀州窯。 民国時代まで窯場は稼働していましたが、その後伝統が途絶えます。 展示場ではそれを現代に再興…

西安紀行②:耀州窯のひとつ、陳炉窯の村に行きました

耀州窯博物館(銅川市)を見た後に、そこから車で山を登って耀州窯の窯場のひとつである「陳炉窯」に行ってきました。 思ったよりも山の広い範囲に、見える限り小さな窯場がいっぱい連なっていて、その規模の大きさにびっくり。 そういえば、耀州窯博物館の…

西安紀行①:耀州窯博物館

今年は、西安(昔の長安)で年越しをしました。 そして西安から少し足を延ばして、陝西省銅川市にある「耀州窯博物館」に行ってきました。 耀州窯とは? 唐代の作品 宋代の作品 金代以降 耀州窯博物館:基本情報 耀州窯とは? 中国陶磁史において有名な窯場…

京都之家 in上海

上海の北外灘「BFC外灘金融中心」にある「京都之家」に行ってきました。 現在は、「乗物遊心」展中。 京都府による第44回 京焼・清水焼展も同時開催。 伊藤龍也氏のお茶碗、宇宙のようでステキだなと。(6600元) 和のワインクーラーとワイングラス、いいで…

第3回上海茶博会:会場レポート

上海で行われた「茶博会」に行ってきました! 上海で行われるのは、今年で3回目。 会場の様子 中国各地のお茶がいろいろ 2号館は茶器色々 中国各地の窯元いろいろ お茶関連の様々な物販 会場からのライブ配信&イベント 会場の様子 入場は無料。 ただし実名…

「蘇州博物館 西館」見学:陶磁器&漆器

2021年に新しくできた蘇州博物館の別館・西館に行ってきました。 夏休み期間で子供たちもいっぱい。 人気は地下の恐竜コーナー。 陶磁器のコレクションも色々ありました。 「青花天女散花碗」(清・順治) 龍泉窯青釉花碗(宋代) 「鈞窯月白釉鉢」(宋代) …

上海博物館 ~陶磁器館~

上海博物館の2階「中国古代陶磁器館」へ 新石器時代から清朝まで、中国の陶磁器には8000年の歴史があるのだとか。 陶磁器館では時代と、地区の窯ごとに500点以上が展示されています。 中でも景徳鎮の歴代作品の展示は充実。 デザインの創造性豊かですよね。…

上海博物館 ~青銅器館編~

上海博物館に行ってきました! 夏休みで親子連れがいっぱい。 入場は無料ですが、事前のネット予約が必要で、1週間前の予約開始に一気にいっぱいになるので要注意です。 まずは、1階の「中国古代青銅館」から。 紀元前2000年前後から紀元後5世紀の春秋・戦国…

永福庵「破袈娑」の展示品のこと

そうそうたる名品が並んでいた永福庵で開催されている「破袈裟」展。 chadou.hatenablog.com 思わず、本当!?と言ってしまいたくなるような品がずらっと並んでいましたが、展示品のことを少し調べてみました。 いくつかの品と同じものかなと思われるものを…

上海で日本の茶道具展に行ってきました ~永福庵「破袈娑」~

上海大学の近くにあるお寺「永福庵」で、掛け軸を中心とした日本茶道の道具展が開催されていると聞き、見に行ってきました。 「破袈娑」 ~東亜近世禅僧墨蹟と道具展~ 春屋宗園、沢庵宗彭、千利休、千宗旦、小堀遠州など 高僧の墨蹟と茶道具 展示期間:2023…