そうそうたる名品が並んでいた永福庵で開催されている「破袈裟」展。
思わず、本当!?と言ってしまいたくなるような品がずらっと並んでいましたが、展示品のことを少し調べてみました。
いくつかの品と同じものかなと思われるものを、日本のオークションサイトでみかけました。
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↓ ↓ ↓ ヤフオクで53.3万円で落札
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近年、中国の美術品コレクターたちが世界のオークションで高額買い付けをしているのがニュースにもなっていて、日本の地方の蚤の市やヤフオクなども中国のバイヤーはかなりチェックしているようですね。
玉石混交なので、かなり目利きでないと…ですが、お茶道具は日本では近年値下がりしているのでかなりの歴史的掘り出し物もあるのかも。
展示の説明書きには、それぞれがどこの所蔵品かの表示がなく。
会場にいた係りの人に聞いてみたところ、「展示品によって異なるコレクターから借りて展示をしている」とのことでした。
今回、沢庵和尚の掛軸がかなりの点数出ていたのですが、沢庵和尚のコレクターが協力していたのかもしれないですね。
それにしても千利休の品や、宮本武蔵の書画は博物館レベルの品だと思うのですが、調べてみましたが日本で来歴を示すような情報は出て来ず…
なぞは深まります。
誰かご存じでしたら教えて下さい。
箱書きなどの来歴があると説明書きにはあったのですが、箱の展示はほとんどなく。
また花押と説明書きがあっても、その花押部分が見えるようになっていないので、どんな花押がついているのか分からなかったのも残念。
この千利休所蔵の炭斗にも花押があるそうなのですが(裏?)、見えず。
せめて写真で展示してくれたら…と。