耀州窯博物館(銅川市)を見た後に、そこから車で山を登って耀州窯の窯場のひとつである「陳炉窯」に行ってきました。
思ったよりも山の広い範囲に、見える限り小さな窯場がいっぱい連なっていて、その規模の大きさにびっくり。
そういえば、耀州窯博物館の展示↓でも山の模型に焼き場が延々と続いていたなと。
(↑写真は耀州窯博物館で撮影)
別名は「陳炉耀州窯」
陝西省銅川市の東南側の山エリアに位置します。
金末~元初に窯場が作られ、明清時代に隆盛を極め、民国時代も製造が続いていました。
一時は途絶えていた窯業も、近年また一部再開されているとのこと。
耀州窯で現在窯業が再開している(継続されている)のは、この陳炉窯だけと紹介されている記事も見ました。
村を歩くとあちこちに窯場の跡があります。
文革時代に工場として使われていた窯場のようです。
↓耀州窯博物館で紹介されていた焼きの様子。燃料には石炭。
煉瓦でしっかりくみ上げられた立派な窯があちこちに残っています。
民家では、陶器の販売も行われていました。
かつての骨董の掘り出し物もありそう。
耀州窯後期の特徴がある作品がいろいろ。
猫もいました。
訪れた日:2024年1月1日夕方