中国で茶道のおけいこ

上海でのんびり日本茶道に励んでいます

西安紀行③:孟梓窯でお茶交流

耀州窯の作家で、陳炉窯の地域出身の孟樹鋒先生と、その息子さん・孟鳴先生の工作室「孟梓窯」にお邪魔しました。

 

唐代から始まり、宋代にかけて栄えた耀州窯。

民国時代まで窯場は稼働していましたが、その後伝統が途絶えます。

展示場ではそれを現代に再興した孟先生までの歴史が、紹介されていました。

中国の五つの窯(定窯、汝窯、鈞窯、官窯、耀州窯)の再興に尽力した李国楨先生。

歴代の耀州窯の歴史と共に、孟先生親子の作品がずらっと展示されていて、まるで博物館!

国賓に贈られた作品など、すばらしい作品が並びます。

↓水を下から入れるのにこぼれない!

 

耀州窯の特徴である茶葉色の釉薬

 

再興した五つの窯と共に作り上げた作品も。

 

伝統の技術を習得したうえで、新たな挑戦の作品を作り続けています。

見学のあとにお茶交流。

元旦からお邪魔いたしました。

先生が茶箱のお点前。

↑中央が孟樹鋒先生、右が息子さんの孟鳴先生。

左側のチャイナドレスのスタッフの方が、手作りのお菓子でもてなしてくださいました。

そのレベルの高さが!

美しい上に、味もおいしく!

中に紫芋餡が入っていました!

緑茶に合う色でお菓子を作ってくださったんだとか。

心のこもったおもてなしに感謝です。