耀州窯の作家で、陳炉窯の地域出身の孟樹鋒先生と、その息子さん・孟鳴先生の工作室「孟梓窯」にお邪魔しました。
唐代から始まり、宋代にかけて栄えた耀州窯。
民国時代まで窯場は稼働していましたが、その後伝統が途絶えます。
展示場ではそれを現代に再興した孟先生までの歴史が、紹介されていました。
中国の五つの窯(定窯、汝窯、鈞窯、官窯、耀州窯)の再興に尽力した李国楨先生。
歴代の耀州窯の歴史と共に、孟先生親子の作品がずらっと展示されていて、まるで博物館!
国賓に贈られた作品など、すばらしい作品が並びます。
↓水を下から入れるのにこぼれない!
耀州窯の特徴である茶葉色の釉薬。
再興した五つの窯と共に作り上げた作品も。
伝統の技術を習得したうえで、新たな挑戦の作品を作り続けています。
見学のあとにお茶交流。
元旦からお邪魔いたしました。
先生が茶箱のお点前。
↑中央が孟樹鋒先生、右が息子さんの孟鳴先生。
左側のチャイナドレスのスタッフの方が、手作りのお菓子でもてなしてくださいました。
そのレベルの高さが!
美しい上に、味もおいしく!
中に紫芋餡が入っていました!
緑茶に合う色でお菓子を作ってくださったんだとか。
心のこもったおもてなしに感謝です。