中国で茶道のおけいこ

上海でのんびり日本茶道に励んでいます

上海博物館 ~青銅器館編~

上海博物館に行ってきました!

夏休みで親子連れがいっぱい。

 

入場は無料ですが、事前のネット予約が必要で、1週間前の予約開始に一気にいっぱいになるので要注意です。

 

まずは、1階の「中国古代青銅館」から。

紀元前2000年前後から紀元後5世紀の春秋・戦国時代までの400点あまりの青銅器が展示されています。

4000年も前にこんな精巧な製造技術があったことに驚きです。

とにかく表現が繊細かつ、大胆なデザイン!

 

↓「鑲嵌幾何紋敦」 戦国晩期

↓「大克鼎」(だいこくてい)西周中期

↓「犠尊」(ぎそん) 春秋晩期

「獣面」など、動物があしらわれたデザインに惹かれます。

子供たちも興味津々。

↓青銅に象嵌されています

脚は鼎。口から何か出てきそう。

 

↑ 蓋に牛群 中央の牛の周りに7匹の牛が取り囲みます 

 西漢時代に雲南少数民族が作った青銅器とのこと。長くとがった角が勇ましい。

 

↓全体像は、「考古中国的」のサイトから拝借

http://kgzg.cn/a/397368.html

四つ足で立ってます

八牛貯貝器西漢時代)
高さ51 cm 重さ15.2㎏

雲南江川李家山から出土

耳のところに虎が二匹います。

ガオッ

毛並みの模様が細かい!

 

青銅器の作り方も、材料から丁寧に説明展示があって分かりやすく。

鋳型に青銅を流し込んで作る方法を解説。

 

みんな熱心に見学。とにかく広くて展示多数なので、時間があっという間です。

「陶磁器編」に続きます~

 

上海博物館

公式サイト:www.shanghaimuseum.net/

住所:上海市黄浦区人民大道201号(近武胜路)

営業時間:9:00-17:00(16:00で入場終了) 月曜日定休日(国定休日をのぞく)