中国で茶道のおけいこ

上海でのんびり日本茶道に励んでいます

文月のお稽古 花月

2023年7月17日(月) 花月のお稽古

ー濃茶付花月

―貴人清次薄茶花月

ー平花月

 

花月[huā yuè

花月は、「七事式」の一つですね。

 

七事式[qī shì shì]

花月、且座、廻り炭、廻り花、茶カブキ、一二三、員茶

の7つを指します。

 

その中で花月は「互換機鋒看子細」。

互いの動きを細かに見よ、ということでしょうか。

席を共にする人たちにあうんの呼吸が求められます。

言葉を交わさずとも動きがぴったりと合って、滞りなく進む花月が理想ですね。

(理想と現実の間には… 加油加油!)

 

お稽古メモ:

「濃茶付花月

―最初の濃茶はみんなで一緒に、その後に薄茶3杯。

ー一の花は棗を清め、二の花は茶入れと棗の入れ替え。その際に棗は左手で持つ。

 三の花は拝見出し

 

「貴人清次薄茶花月

ー最初は釜の蓋を開けて、貴人茶碗の中の茶巾を釜の蓋の上に置くまでは通常と同じ。

 最初の月が貴人出ない時は、そこで貴人茶碗を貴人畳に預ける

ー札を見るタイミングは、月の人がお茶を取りに行き、縁内に入れた時。

 (それで次のお茶を飲む人・月を決める)

ー最後は折据を空回しで、すみかけで送る