昨日(2023年9月13日)に、御年百歳の千玄室大宗匠がニューヨーク国連本部に赴かれ、スピーチと献茶式が行われました。
今はアメリカに駐在中の上海の社中の方から、誰でも見ることのできる国連のライブ配信のURLを教えてもらい、上海にいながらもリアルタイムで視聴ができました。感謝!
英語を交えながら、真摯に平和を祈願するスピーチ。
大宗匠が鳴らした平和の鐘の音が聞こえてくるような胸熱のスピーチでした。
(写真は、国連のライブ配信のページより)
そしてその後には、献茶式。
白い袱紗が清々しく。
そして和に向かって献茶し、深く一礼。
お茶を持って70カ国を回られたという大宗匠。
世界でお茶を点てることの意味を改めて考えさせられたセレモニーでした。
その後、来場者にお菓子とお茶が振る舞われ、会場は和やかな雰囲気に。(とオンラインで拝見)
京都から持ってきたお菓子に、皆さん少し戸惑いながらも、口にして笑顔。
主賓に、どうぞ懐紙(お皿)は手に持って召し上がってくださいと勧められると、みなさん慣れないマナーを楽しむような笑い声が会場からあふれていました。
「一盌(いちわん)からピースフルネスを」
国連広報センターの千玄室大宗匠のインタビューページ↓