中国で茶道のおけいこ

上海でのんびり日本茶道に励んでいます

「日中平和友好条約締結45周年」を祝して上海でお茶会

 

 

 

日中平和友好条約締結45周年を祝して

日本国駐上海総領事館裏千家淡交会 上海和敬会によるお茶会が開催されました。

 

2023年10月22日(日)

日本国駐上海総領事館にて

 

領事館の公式アカウントで申し込み抽選で当たった一般来場者と、上海和敬会会員のおよそ100名のお客様が来場。

私もお手伝いに行ってきました。

日本からの和菓子5点を花ぐるまに入れてお渡し。

 

赤松秀一総領事・大使による開会のご挨拶。(中国語)

 

上海和敬会の会長・青柳昌司も中国語でご挨拶。上海和敬会の先生方の紹介。

 

上海和敬会 北見恭一幹事長

 

復旦大学日本研究センター教授・徐静波先生による講演。

日本茶道の縁起と茶道の形成」

中国と日本の茶道のつながりの歴史を具体的な資料なども見せていただきながら、コンパクトな時間で全体を俯瞰することができました。

 

お茶席は畳と立席。

お客様は違うお点前を見て、違うお茶を2服いただけるという趣向。

花ぐるまに入ったお菓子を持って、2席を移動します。

短冊「掬水月在手」

お茶:小山園 松柏

 

こちらは立礼席。

掛軸:「長楽」大宗匠・書

香合:本桑 ツボツボ蒔絵

皆具:浅黄交趾地紙流

お茶:上林三入

上海和敬会の会長によるお点前。半東は幹事長。

 

中国の若い方たちがとても熱心にお茶を楽しんでいるのが印象的でした。

お茶を点ててみる体験も。
初めてでなかなか泡がたたないけれど、だんだん泡が浮き出してくるのが楽しかったようで。(裏千家の抹茶は、きめの細かな泡でお茶碗一杯になるのが理想ですね)

中国の人も「」の字は知っている人が多いので、最後は「の」を書いてと。

 

やっとコロナも落ち着き、日中関係色々あるけれど、明るい気持ちになった、久々に大型の茶会体験でした。