中国で茶道のおけいこ

上海でのんびり日本茶道に励んでいます

上海で茶花探し ~木槿と白蝶草~

海の公園で、一重の木槿(むくげ)を発見。ひと花分けていただき。

 

茶室に飾った時には、少ししんなりしてしまいました。

木槿は朝一に採取するほうが、元気のままなんだとか。

掛け軸は、「利休七則」(辻常閑)

 

1週間後の今日も、分けていただこうと思って公園に寄ったら、先週はあちこちの木にいっぱいだった木槿の花が、たった一輪残すだけに。

さすがにこれはかわいそうで、眺めて終わり。

花の季節の終わりは急に来るんですね。

 

今日は先生が上海で見つけたいろいろな花を活けてくださり。

 

これは何の花かなと思って、グーグル先生に聞いてみたところ、

ガウラというアメリカやメキシコに咲く洋花のようですが、「白蝶草」という和名もあり。

可憐な感じや、白蝶草という和名からも、茶室にも合いそうです。

今日はピンク色の白蝶草でしたが、その名の通り白い花もあるようです。

 

もう一つは、最近時々見かけるこの花。

グーグル先生の答えは、宿根バーベナ南アメリカ原産。

日本には明治時代に園芸植物として導入されたとのこと。

小さな可愛らしい花ですが、残念ながらいわゆる洋花のよう。

 

花籠に入るといい感じでした。

あと、手前に木蓮のつぼみが活けてあります。

 

撮影記録:

2023年8月(葉月)